わずか3週間で退職した牛田くん。おととい給料を取りにきてすべて終了となりました。
郵送してきた退職届には銀行振込してくれと書いてありましたがそんな訳にはいきませんよね。ケジメをつけるために取りにきてもらいました。

これ、実は彼に教えたレシピ。ボクは23年積み上げたものをすべて彼に教えてもいいつもりで全力で付き合いました。それをわずか3週間でケツを割ってしまった彼に残るのがどうしても納得がいかず返してくれるように言いました。
ま、他のどこかに控えてあれば意味ないですけどね。
最後のメッセージっていうか最後の小言を言わせてもらいました。
なぜ厳しくしたのか。
それは彼にプロの料理人になってもらいたかったから。
今回、彼のために何人の人間が動いて携わってくれたのか。
これからの人生も辛いことがあったら立ち向かわず逃げて生きるのか。
人の気持ちになって行動しなさい。
人との縁を大事にしなさい。
ちゃんとお金を取れるプロの仕事人になりなさい。
伝えたかったのはこんなとこでしょうか。
本人は直立不動で聞いてましたがね。

魚の水洗いを教え

桂剥きに

野菜の打ち込み

ヒラメのすき引き

漬物をちゃんと切れなきゃ刺身は切れんぞ、と教え

箸の持ち方を訓練し

都道府県がわからないというので覚えるように地図を見せて

出し巻き玉子に

包丁の砥ぎ方を教えて

胡麻豆腐の練り方

焼き物の焼き方を伝授し

刺身の切り方をまかないで教えました。
彼にとってこの3週間はなんだったのかわかりませんがこの先の人生の糧になってくれれば幸いです。
ボクもいい経験になりました。
では。
2013年6月12日
あっけなくこの日を迎えました。
今月から来ていた牛田くん。昨日付で退職しました。

退職届けはまさかの郵送。

もともと、持病があったんですがストレスで悪化したそうです。
厳しくしたかもしれませんが彼のためだと思ったんですが。
残念です。
力になれず申し訳ない。
いい勉強になりました。
改めて人材育成の難しさ、そして自分の仕事と改めて向き合うことができました。
牛田くんに感謝しています。

今日からまた1人で頑張ります!
あ、もちろん大将もおふくろもアルバイトもいますがね(笑)
2013年5月25日
板前修業の牛田くん。
桂剥きが基本だと以前ブログにも書きましたが重大なことが判明。
箸がちゃんと使えません。
これは料理人として恥ずかしいことです。
箸なんてどうでもいいじゃん!と、お思いでしょうが、必要なんです。
まず、美しい箸使いができなければみっともない。
人前で仕事することがある板前。大事なことです。
仕事の効率も悪くなります。箸の使い方が悪ければつかむのも遅くなるので当然、仕事も遅くなります。
盛り付け、揚げ物、などすべてにおいて絡んできます。
さて、特訓であります。

俎箸という鉄の箸を使って生米を器から器に移します。

本人は必死のも形相。
でも、これをクリアしなければいい板前にはなれません。
頑張れ!牛田くん!
2013年5月17日
板前の修行。
何が基本なんですかねぇ。ボクがこの世界に入って1番最初にやらされたのが
「おろしもの」
いわゆる、大根おろしや山葵、生姜をおろすこと。でもやっぱり基本はこれかな。

桂剥き。
ボクも3ヶ月でできるようにしろ!と言われて頑張りました。
最後の1週間だけ(笑)
夏休みの宿題を8月31日にやるタイプなので(笑)
でも、すぐできるようになりましたよ。
牛田くん、正月明けてから練習し始めてだいぶ上達してきました。
あと少しだぞ、頑張れ!
2013年5月6日
去年の11月ぐらいから楽山に勉強に来ている牛田くん。実は今日から正社員になりました。

正直言って今の楽山、人を雇う余裕なんてないんですけどね。今年度、若者チャレンジ奨励金という助成金が出る制度がありまして、それを使ってお給料を払う事ができるようになったんです。
本人曰く、
「若大将の下で仕事を覚えたい」
そうで(笑)
嬉しいことを言ってくれます。
牛田くん、27歳。ボクより9年スタートが遅い。必死になって覚えないと時間がありません。助成金もおそらく長く支給されて1年。ビシビシいきたいと思います。そしてその後、信頼できるお店に旅立たせてあげれれば。
初日からいきなり塩コショウをしなくてもいいのにおもっきり塩コショウして大目玉です。
前、教えたやろ。
前途多難だな。
まぁ、ブログのネタが増えるのが幸いでもあります(笑)
牛田直斗、応援よろしくお願いします。
名前はかっこいいんやけどな(笑)
ずっこけばっかし(笑)
2013年5月2日