26年後の空
昨日、今日と本当にいい天気になりました。
風さえなければ穏やかないい日なんでしょうけどね。
楽山のある愛知県では19日に桜が開花。いよいよ春本番です。
今日は3月22日。
26年前の今日、ボクはこの世界に第一歩を踏み出しました。
26年前も同じ火曜日で春分の日の連休明け。
冬休みにもアルバイトという形でお世話になっていたのでまるっきり初めてではなかったのですが、親方に
「もう甘くはないぞ」
と言われたのを覚えています。
不安は正直あまりなくて、もう学生じゃないんだなって気持ちと期待と夢があったのかなぁ。
それでも始まった単調な毎日。朝1番に店に入り、出汁を引き、大根おろしや、わさび、生姜、その他の料理の下ごしらえ。魚を水洗いして夜の営業の準備。開店前にまかないを食べて、怒涛の営業。そして、深夜に寮に帰宅。
休みの日に友人と会うと、学生生活を謳歌しているのが眩しくてね。仕事を辞めてもう一度大学受験をしようかと思った時もありました。ま、受からなかっただろうけど。
転職を考えた事もありました。でも、ボクの周りには板前を続ける事を応援してくれる人がいっぱいいて、今でもその人達はボクの後押しになっています。

見上げれば、今日はこんなにも青空。
26年前の空はどんなだったか忘れてしまったけど、あの時の気持ちは忘れずにいなきゃなって思っています。
自分がどれだけ成長したのかわからないけど、少なくても誰かに喜んでもらう喜びを感じれるようになりました。
昔は自分のことしか考えてなかったからね。
周りを見渡せば、ボクなんてまだまだだと思うことばかり。努力が足りないなぁと痛感します。
さぁ、27年目。もう若くはないし老け込む歳でもない。これからも迷いながら、戸惑いながら、それでも諦めずに、頑張らなきゃと思います。
今日のように澄み切った空は1年で何日ぐらいあるのでしょうね。せめて心は毎日澄み切った状態で過ごしたいなぁ。