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骨まで愛して

台風18号の影響で関東地方で甚大な被害が出ています。

一刻でも早い復旧を願います。

朝晩はすっかり過ごしやすくなりました。

寝具もそろそろ変えなければ風邪をひきそうです。

こんな季節になると魚の煮付けが恋しくなります。

暑い夏場は汗をかくので塩分が不足しがち。だから塩焼きが食べたくなる。そんな経験はありませんか?

ボクだけかな(笑)

先日、お客様にお出ししたのどぐろの煮付けです。

コースでしたので珍しく切り身でお出ししました。

5名様でしたのでのどぐろの切り身を5切れ。霜降りして鍋の中で煮ていきます。

調味料を入れて煮詰めていき味を見ます。

「あれ?」

いつもと様子が違います。

ボクだけかもしれませんがおそらく魚の煮付けを作るとき、プロの料理人は勘で味付けをすると思います。レシピは使わないと思います。

だいたいの調味料で味が決まるのを体で覚えてるんですよね。

ところがこの日はいつものように味が決まらない。旨味が足りないのです。

ちょっと考えました。

いつもと何が違うのか。

答えは、骨がないこと。

切り身にしてあるので頭、中骨を取り除いてあります。おそらく骨から出る旨味がないので一味足りなかったのではと推測しました。

なるほど、あら炊きやあら汁ってそれだけで美味いのですから納得ですね。

お客様はどう感じたかお座敷でしたからわかりませんでしたが。

骨がないから食べやすいのは食べやすかったとは思います。

まぁ決して不味いとは思いませんが(笑)

いつもと違うプロセスを踏むと何か違う発見がある。料理って面白いなぁと思った出来事でした。

骨が気になる方は切り身でも煮付けにしますよ。

お気軽にお申し付けくださいね。

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