采配とは
サッカーのワールドカップ。
日本代表は2大会ぶりのベスト16に駒を進めた。

物議を醸しているのは西野監督の采配。
ポーランドに0-1で劣勢だった日本は後半残り15分のところで攻撃をやめ、ボールをキープすることに専念した。同組のコロンビアとセネガルの試合は1-0でコロンビアがリード。このまま敗戦でも得失点差も同点、フェアプレーポイントでセネガルを僅かに上回るのを見越しての采配だった。
勝負事において攻めないのは理不尽だ。
でも、トップは時に究極の選択を強いられることもある。
スポーツの世界だけでない。どの世界のトップは、そんな局面にいつも対峙していると言っても過言ではない。
過去にも、甲子園での松井選手の5打席連続敬遠。ドラゴンズとファイターズの日本シリーズで完全試合での山井投手から岩瀬投手への継投。
世間は、いつも美学に重きをおく。
だが、世間は案外知らない。トップというのは結果が伴わないとその居場所を失う可能性があることを。
采配とはあくまで結果論。
松井の敬遠も、岩瀬の継投も結果、成功だから、それでいいのだ。
昨日のピッチも同じ。
代表の目標はベスト16だったと聞く。
その目標をいかにしてクリアできるのか?西野監督のとった采配は間違いではない。
なぜなら、目標のベスト16には辿り着いたのだから。
トップになったことがない者よ、まだまだ人生青二才の若人よ、その立場になったら君たちはベストといえる采配を振るえるのだろうか。
日本代表よ、雑音を振り払い、史上初のベスト8を目指して欲しい。