聴き比べ、食べ比べ
月に一度、通っている落語のセミナー。
昨日から4期目に入りました。
半年ごとのカリキュラムテーマ。今回は決まってなかったのですが、先日、チラシが送られてきました。
菊之丞師匠もよく考えますね。
今回は同じ噺を聴き比べるという企画。
これね、寄席では絶対有り得ないことなんです。
寄席ってのは一日中通しでご覧になるお客様もいるわけで、同じネタが被らないように前座さんがその日の演目を楽屋の「ネタ帳」に書き込むんですな。で、演者さんは出番前にそのネタ帳見て、何の噺をするのか考えるのです。だから同じ日の寄席では同じ噺は絶対ないんですね。
同じ噺の聴き比べってのは実に画期的なんで、昨日は楽しみに出かけました。
ゲストは柳家小平太さん。
柳家さん喬師匠の弟子です。
落語って師匠から習うんですが、教わった師匠のカラーが出たり、亭号のカラーも出る。
そこが面白いんですね。
前にも書いたかもしれませんが、これって料理にも通じる。
鰻丼がお店によって味が違ってたり、蕎麦やうどんも店のカラーが出る。
好き嫌いは、お客様の好みなんですよ。
でも、ミュージシャンはちょっと違う。
だって、同じ曲やるってことはないでしょ?
これは、それぞれの店のおまかせコースを比べるのと同じ。
絶対、同じ構成で出てこないんだから、逆に比べるのは野暮だと思うんですよ。
セミナーの終わりに菊之丞師匠が同じことを仰って、ちょっと感動しました。
ちなみに昨日のお昼も今日のお昼もお蕎麦屋さんに入ったんです。
まさに食べ比べですよね。
両方とも美味しかったですが、微妙に昨日の店のが美味しかったかな。
蕎麦にコシがあって香りがよかった。
まぁ、これも好き好きですけど。
明日からまた、お客様に
「やっぱり、楽山は美味いねぇ😋」
と言われるようなお寿司、料理を出すように精進します。
では、いい、木曜日の夜を。
