寿司屋のオヤジ
今日は定休日。
久々に畑仕事をして午後からワインスクール🍷陽気も春本番になってきて服装をどうするかも楽しみな季節になってきました。
気がつけば3月26日。ボクがこの世界に入ったのが3月21日でした。
36年目に入ります。
寿司屋に修行に出されると思いきや、俺ができない和食を覚えてこいと先代に言われて入った割烹料理店。寿司屋と料理屋とはちょっと相場が違うんですね。初めて触る食材、仕込みが新鮮でもありました。
でも、今思い起こせばほんの少しの違和感があったのも事実です。本当なら寿司屋に行っていたはずだったのに、という思いもあったのでしょう。それでも毎日覚えなきゃいけないこと、あの頃はまだバブル期でしたんで日々の忙しさの中、そんな思いも消えていきました。
実家を「さかえ鮨」から「楽山」に変えてボクが帰ってきたのは平成9年。あの頃は自分は和食の板前だと自負してました。
だから、「すし割烹」ではなく「割烹•すし」としたのです。
自己紹介する時も「父が寿司を握り、ボクが和食を担当しているすし割烹店です」と言っていた記憶があります。
何度も書きますが6年前、先代が亡くなり、1人で店を回すことになり「すし」に軸足を置くことに決めました。それ以来、毎日、「すし」の仕込みに向き合い、大好きな「すし」をいかにして美味しくなるよう努力してきたつもりです。
先日、すし組合の大先輩たちの叙勲を祝う会で、受章された方のスピーチで「寿司屋のオヤジ」って言葉をおっしゃってる方があったんですね。
その時思ったんです。
あぁ、ボクも「寿司屋のオヤジ」になったのかなって。
最近になって、自己紹介する時に「寿司屋です」「寿司屋のオヤジです」って胸を張って言えるようになりました。っていうか言うようになりました。これも自分の仕事に少しずつ自信を持ってきた証でもあります。
もう、日本料理の板前ではなく「寿司屋のオヤジ」です。
これからも美味いすしを握り続けるように努力、精進していきます。
お付き合いのほどよろしくお願いします。
