伝統の技!
珍しい鮨ネタを紹介します
一宮あたりで珍しいのであって江戸前のすし屋には当然のネタなんですが…。
「煮蛤」です
知らない人もみえるかな
お好きなお客様がみえるので楽山ではたまに仕込みます。
出来上がったのが
日持ちもしませんし常には置いてませんが召し上がりたい方はご予約ください
煮蛤には思い出があるんです。高校のときチンピラだったボクは大学進学できずにこの道を進むことにしました。卒業間際に大将が一宮市内にある老舗のすし屋さんにつれってくれました。自分の家のすし屋のカウンター以外に座るのは初めてでひどく緊張したのを覚えています。そのとき強烈に美味しかったのが「煮蛤」でした。当時、うちでは食べたこともなく「こんな鮨があるのか」と驚きました。もうその店の大将も亡くなりお店も閉店してしまいましたが…。江戸前の仕事をしっかりされる方で一宮からそんなお店が消えていくのが寂しいかぎりです
ボクがカウンターに初めて座られたお客さんになるべく話しかけるようにしてるのはこんな経験があるからです。少しでも緊張なさらず食べていただきたい。ほんとはおしゃべりなんかじゃないんですよ
ととのいました
「伝統」とかけまして「リレーのバトン」とときます
その心は
次から次へと受け継がれてゆくんです
そんなお店に私はなりたい



