ボクのすし論④
ボクのすし論。4回目。
あくまでもボクの持論ですので異論がある方はカウンターですしを食べながら文句を言ってください笑
過去のブログとの重複、また以前のボクの考えも変わっているかもしれませんがあしからず。
お寿司の楽しみ方はいろいろあると思います。
ボクが大事だな、って思っているのは
「香り」
香りと言っても鼻でくんくん嗅ぐ香りではなくて、口に入れた時鼻腔から抜けていく香りです。
これが味と相まって相乗効果を生み出すんです。
鮪、白身、イカ、小肌、穴子。
それぞれにそれぞれの香りがある。
仕込みするネタはその香りを残しつつ仕込まねばなりません。
最たる例は「小肌」
ただ、酸っぱいだけの小肌ではなくあくまで小肌の香りを残す。
これを再現するに、かなり試行錯誤をしました。
今では、やっと納得できる小肌にあると思っています。
ただ、この「香り」をキャッチできるかどうかは食べた人の判断。
ボクがいいと思っても食べた人が何も感じなかったらそれまでなんですね。
難しいところです。
だから、寿司屋はすしを食べに行かなきゃいけない。
もちろん自分のすしも食べなきゃいけない。
そうじゃないと進歩もないし、わからないと思うんです。
ボクがすしを食べに行くのは自分のすしの答え合わせみたいなものですね。
4回にわたって、「ボクのすし論」を書いてきましたが、一旦これで終わろうと思います。
最後に。
「すし」ってそんな高級じゃなくていいと思うんです。
巷では5万も7万もするような寿司屋もあると聞きますが、それって誰もが行ける金額でしょうか?
もちろん、1000円や2000円ではいいネタのすしは食べれません。
適正価格ってあると思うんです。
すしに、キャビアやトリュフなんてかける必要もないし、超高級なシャンパンやロマネコンティなんていらない。
2億もする鮪や何十万する越前ガニも必要ありません。
確かに美味しいでしょう。
でもキロ13000円のトロと2億のトロではそこまでの味の違いはないと思うんです。
ちょっといいネタを使って、ちょっと高い海苔を使って、手間暇かけて仕込みをした普通のすし。
誰もがたまには行ける寿司屋。
ボクはそんな寿司屋で、ありたい。
もちろん、たくさん飲んで食べてうちでも数万円お支払いくださる、ありがたいお客様もみえます。
でも、2800円のランチでもいい、でら吟でもいい。
かと言って20000円でおまかせって言われても対応できるそんな寿司屋でありたい。
日々、そう思っています。
これからも好奇心、向上心を忘れることなく精進していきます。
それでは、また機会があれば、「ボクのすし論」書いてみるかもしれません。
お読みいただきありがとうございました。
