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すしと落語

今日は雪になりました。

京都に行こうと思ってましたが断念。

おまけに店の井戸の水が出なくなって、またまた痛い出費になりそうです。

そんなこんなで今日はちょっと長いブログを。

最近の楽山は、すっかり「寿司屋」と化しています。

34年前、もう寿司屋は過度気だとボクは日本料理店に修行に出されました。修行を終え、大将がすしを握り、ボクが日本料理を担当するという「すし割烹」のスタイルをとってきましたが、大将亡き後、いろいろ模索した挙句、今は「すし」が軸足になっています。もう、寿司屋はダメだと日本料理の勉強してきたのに皮肉なものですね。

でも、ボクは元来、すしが大好き。懐石料理、会席料理を作るのって向いてないなぁとふと思う時がありました。

ボクが思うに、日本料理やイタリアン、フレンチなどの「料理」って割とクリエイティブな仕事。対して、すし、蕎麦、鰻、などは再現性の仕事だと思うんです。

芸能で言うなら、料理はシンガーソングライター、後者の料理は落語などの古典芸能に似てる気がするんです。

もちろん、そうでない部分もあると思います。大方の考えです。

ミュージシャンって新しいアルバムを出すたびに、新しい楽曲を作るわけです。コースの料理も新しい何かを生み出さないと、お客様はまた同じかーってなっちゃう。

落語は違います。新作は別として同じ演目を聴いてもオチやストーリーがわかっていても面白い。

この演目はこの噺家さんが名人だねぇ。でもあの演目はこっちの噺家さんのがいい。

なんて事があります。

すしもそれに似てます。

ここはいつきても「穴子」が美味いねぇ。

大将の小肌は絶品だよ。

なんてこともある。

毎日、仕込む「ネタ」をいかに同じ塩梅で仕上げるか。

日本料理もすしもやってるボクが言うんだから、その感覚は違ってないはず。

音楽も落語もやってたボクが言うんだから、間違いないでしょ😆

正直、詞を書いたり作曲も挑戦したけど、上手くいきませんでした。オリジナルの曲をなんぼでもリリースするミュージシャンってすごいと思います、しかもライブで古い曲から新しい曲まで歌詞も曲も覚えてんだから。

落語は覚えるだけ。あとは話の解釈。ストーリーさえ覚えれば、どこを聞かせどころにするか考えるだけ。もちろん師匠からの教えもあるけどね。

これってすしの仕込みに通じるものがあるんですよね。

最近、ふと、鼻っから噺家目指してたら、いいとこまで行けたんじゃないかと思うんすよね🤭

まぁ、着物着たり、畳んだりするの苦手だから無理かぁ笑

今は、すしの仕込みするのがすごく楽しくてね。

なんか、落語の稽古してる感じ。

ここで笑わせてみようか。

このネタで美味いと言ってもらおうか。

そんな風に考えてる。

笑わせようと思ってウケるとほんと気持ちいいし、自信があるネタを美味いって言ってもらえるとこれまた気持ちいい。

すしと落語。

なんか合い通じるとこがあるなぁと勝手に思っている今日この頃です♪

先日、シネマ歌舞伎を観てきました。

「唐茄子屋政談」

という落語の演目を歌舞伎化。

いや~、面白かったです。

考えてみたら、歌舞伎も落語もすしも江戸時代に発祥した文化。

通じるとこがあるのも当たり前かもしれませんね。

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