ざわつく心
先日、ショッキングなニュースが流れた。
俳優でタレントの中山美穂さんが亡くなったのだ。
とりわけ、ファンでもなく、熱を入れていたわけでない。でも同世代の早すぎる訃報に思わず携帯ニュースを二度見した。
先ず、頭に浮かんだのは元夫の辻仁成さんのことである。
ミュージシャンであり作家でもあり、創作活動盛んなアーティストである。中山美穂さんと結婚して一人息子を授かり、その後離婚している。
この2人が結婚すると聞いた時も何か不思議な感じがした。
アイドルから女優へと階段を上り、ミュージシャンから数々の文才を発揮している2人に独特の世界観を感じた。
辻仁成さんは食べることにも造詣が深い。
ボクが愛読してるグルメ雑誌にも長いことエッセイを連載している。
その連載も今号で終わり。
そして、美穂さんの突然の死。
何か心がざわついているのでこの文章を書いている。
辻さんは訃報後、自らの日記に思いの伝を綴ったようで少し安心したのだが、心中は穏やかでないような気もする。
さらには息子さんの心を思うと締め付けられそうになる。
たとえ離れ離れになっていても、lこの世から自らの母の命が亡くなるのだ。尋常ではないだろう。
ボクも離婚を経験して、娘が2人いる。
時々、ふと思うのだ。
家族ってなんだろう。
多分、心と体が弱っている時にそんな虚像に襲われるのだろうが、時々、哲学的なことを思い耽ることもあるのだ。
この、ざわついた心も、きっと日にち薬で落ち着きを取り戻すのだろうと思うが、今回はちょっと時間がかなりそうな気もする。
中山美穂さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
