ことぶきかぎりなし
今朝はこの秋一番の冷え込みでしたね。
昨夜からパジャマを長袖・長ズボンに変えておいて正解でした(笑)
さて、先日の土曜日の夜のこと。
ご予約を2組いただいており、そろそろお見えになる時間かな…と思っていたところ、玄関が開きました。
入ってこられたのは、なんとご予約のお客様ではなく──
古今亭菊之丞師匠でした!(笑)
一瞬何が起きたのか分からず、思わず
「どうしたんですか?師匠!」
と叫んでしまいました(笑)
伺えばこの日は武豊町で落語会があり、東京からの日帰りだったそう。
それでもわざわざ楽山まで足を運んでくださったのです。
まぁ、よっぽどお家に帰りたくない事情でもあったのか…どうかは分かりませんが(笑)
とにかく、びっくりしました。
菊之丞師匠は、ボクが4年ほど通っている落語セミナーの講師でもあります。
このセミナーは、落語を習うのではなく、一席聴いてその解説を通じて落語の裏側を知るというもの。
4年前、新講座の募集があり、定休日の水曜日開催だったこともあり、好きな噺家さんだったので申し込みました。
気づけばもう4年。楽しくてあっという間です(笑)
師匠を初めて観たのは、ディアゴスティーニの落語DVD「子褒め」。
古今亭らしい江戸言葉が心地よくて、すっかりファンになりました。
まさかその師匠が、楽山に来てくださるとは…本当に嬉しかったです。
以前、セミナーの際に楽山の「松前寿司」を差し入れしたことがありました。
その時に名刺も添えて「私、寿司屋をやってまして」と。
どこの馬の骨か分からない者からの寿司なんて、怖いですよね(笑)
覚えていてくださったとは…ありがたい限りです。
この日はお店もそれほど忙しくなく、少し会話を楽しみながら握らせていただきました。
さすが噺家さん。立ち振る舞いも粋、飲み食いも粋。かっこいいんです。
実は師匠とは歳もひとつ違いで、修行時代の背景も似ているんですよね。
板前の修行、噺家の修行──どちらも厳しい時代でした。そんな話もしました。
お帰りの際にはサインもいただき、写真もご一緒させていただきました。
「家宝にさせていただきます」と言ったら
「いえいえ、鍋敷にでもしてください」
…そんなわけないでしょう(笑)

いただいた色紙は、早速カウンターに飾らせていただきました。
ちゃんと「楽山」の上をいくようにと(笑)
色紙には「ことぶきかぎりなし」と。これは「寿限無」のこと。
めでたい言葉ですね。商売繁盛を願って、この色紙に見守っていただきます。

…とはいえ、日曜・月曜は暇でしたが(笑)
いつかきっと花が咲くでしょう。
師匠、ありがとうございました!
またのご来店、心よりお待ちしております。
その際はぜひご連絡ください。びっくりするので(笑)