おはようございます☀️
ここのところ、気持ちのいい天気が続いていますね。
おかげで気分も上々です♪
昨日は、名古屋市の愛知県がんセンターで開催された「LAVENDER RING DAY AICHI 2026」というイベントに参加してきました。
「すべてのがんサバイバーに笑顔の1日を」をテーマに、がん患者やその家族、医療関係者などが交流するイベントです。
がん患者の笑顔を写真に残す企画や、患者会による展示、公開講座など、様々な催しが行われました。
その中のひとつが「がん川柳」。
実はボク、この川柳で賞をいただいたんです笑
きっかけは、8月の3回目の入院中。
病棟の掲示板に貼ってあった、がん川柳募集のポスターでした。
ちょっと応募してみようかな。
そんな軽い気持ちで一句詠んで応募したところ、なんと入賞のお知らせが!
いやぁ、びっくりしました笑
このブログを長く続けているように、文章を書くことはそれほど苦ではありません。
川柳も毎年、すし組合の川柳で頭を捻っていますが、まさか賞をいただけるとは思ってもいませんでした。
残念ながら大賞ではなく、特別賞でしたけどね笑
その受賞作品がこちら。
**「味覚なく それでも寿司屋を 諦めぬ」**
いかがでしょう?笑
ボクの癌闘病生活を、そのまま詠んだ一句です。
下咽頭癌と食道癌の治療で、抗がん剤と放射線治療を受け、味覚を失いました。
寿司職人にとって、味覚を失うことは仕事の根幹に関わる大問題。
それでも、寿司屋を諦めたくない。
そんな想いを込めました。
ところが、川柳というのは面白いものですね。
審査員の中には、癌を治して、また寿司屋に食べに行ってやるぞ!
そんな意味に解釈された方もみえたようです笑
なるほど、そういう捉え方もあるんですね。
昨日の表彰式では、受賞者全員が出席していたわけではなかったようで、特別賞のボクも登壇することに。
しかも、この川柳に込めた想いを話してほしいとのこと。
突然のことでしたが、簡単にお話しさせていただきました。
まずは、これまで治療に携わってくださった病院の皆さんへの感謝。
そして、味覚を失っても寿司屋を諦めなかったこと。
もちろん、治療後の味覚障害はまだ完全には回復していません。
それでも、少しずつ味が分かるようになり、最近では寿司の美味しさも感じられるようになってきました。
諦めずにいたことが、ここまで頑張る力になったんじゃないか。
そんな話をさせていただきました。
表彰式が終わると、何人かの方から、
「どこの寿司屋さんですか?」
なんて声を掛けていただきました。
もちろん、楽山の名刺をお渡ししましたよ。
ちょっとは営業になったかな笑
久しぶりに入院中お世話になった病棟の看護師さんにもお会いできて、嬉しかったですね。
こうして元気な姿を見せられることも、ひとつの恩返しかもしれません。
昨日のイベントに参加して、改めて思ったことがあります。
癌になって、たくさんの方に支えられてきました。
医師や看護師さん、家族、友人、そして楽山のお客様。
本当に多くの方から励ましをいただきました。
今度はボクたちが、その恩を返していく番なんじゃないでしょうか。
**同じ病で苦しんでいる人たちに、少しでも明るい灯を灯していく。**
昨日の登壇でも、そんな想いをお伝えしました。
癌になったからこそ、伝えられることもある。
このブログも、そのひとつになれば嬉しいですね。
思いがけない受賞でしたが、本当にいい一日になりました。
さて、今日は日曜日。
今年の2歳の愛馬が、いよいよデビューします。
京都3Rの新馬戦に出走する「ルージュミスティカ」です。
父はマインドユアビスケッツ。
母はメジャーマジック。
祖母は桜花賞3着のソーマジックという血統です。
初戦から勝ち負け、とまではいかないかもしれませんが、まずは無事に走って、次につながる競馬を見せてくれればと思います。
こちらも将来が楽しみです♪
【今日の推奨馬】
(堅馬) 京都9R タカスタカスタカス
(穴馬) 東京9R エーデルヴェーグ
【昨日の成績】
3戦2的中
回収率102%
2026年10月11日 | カテゴリー:ブログ, 若大将の闘病日記 |
おはようございます😃
今日も秋晴れ☀️
絶好のドライブ日和ですね。
秋のドライブ、大好きです。
昨日は、PET\-CT検査を受けてきました。
本来は9月に受ける予定でしたが、手術の影響で1ヶ月ほど延期になっていました。
以前は病院の敷地内にあった画像診断クリニックが移転し、今回は新しい施設での検査です。
なんでも新しいものは気持ちがいいですね😊
とはいえ、あくまでもがんの状態を確認するための検査ですから、少し緊張しながら臨みました。
思えば、初めてPET\-CT検査を受けたのは今年の2月。
そこで転移が見つかり、ボクの闘病生活が始まりました。
あれから半年以上の月日が流れました。
仕事に追われていた頃も、時間が過ぎるのは早いと感じていましたが、闘病中でも同じなんですね。
ボクの性分なのか、じっとしていられないんです(笑)。
「生き急いでいる」
なんて言われたこともあります。
がんに罹患する原因はさまざまだと言われています。
もし、この生き急ぐような性分も何か関係しているのだとしたら、もう少しゆっくり生きることが正解なのかもしれません。
でも、そう簡単には変われないのがボクの性分(笑)。
それなら、しょうがない。
ただ、以前に比べれば、ずいぶんゆるりと生活しているつもりです。
仕事一筋だった頃とは違い、今は自分の身体と向き合いながら、少しずつ日々を過ごしています。
焦らず、無理をせず。
そんな生活も、今のボクには必要なんでしょうね。
さて、昨日受けたPET\-CT検査の結果は、10月19日に聞く予定です。
治療を乗り越え、手術も終えた今、気になるのはやはり検査結果。
いい結果が聞けることを祈るばかりです🙏
その日を穏やかな気持ちで迎えられますように。
2026年10月9日 | カテゴリー:ブログ, 若大将の闘病日記 |
おはようございます😃今日も気持ちのいい秋晴れです。
こうして「気持ちいい」と感じられることが、幸せなんだなぁと思います。
昨夜は、久しぶりに母親と外食に行ってきました。
仲良くさせていただいている、割烹料理屋さんです。
癌の治療を始める前に伺ったのが最後でしたから、半年以上ぶりの訪問になりました。
こちらのお店では、いつも季節のお椀をお願いしています。
懐石料理出身のご主人なので、毎回、季節に合わせたお椀を作ってくださるんです。
これが、本当に美味しい。
毎回思うのですが、ご主人は本当にいい腕前をしていらっしゃいます。
奇を衒わない、王道のお椀。
素材の味を生かし、出汁をしっかり感じる、まさに日本料理のお椀です。
煮物椀という料理は、寿司屋ではなかなか出てきません。
日本料理ならではの技術と味わいですね。
そんなお椀を、昨夜は心から「美味しい」と感じることができました。
これは、ボクにとって大きな収穫です。
味覚障害がひどかった頃は、何を食べても美味しく感じられませんでした。
何を食べても美味しくない。
それって、食事だけじゃなく、何をしていても面白くないんですよね。
だからこそ、昨夜のお椀を美味しいと感じられたことは、復帰に向けての大きな一歩だと思っています。
これまで味覚の問題が心配で封印していた、大好きなお店にも、少しずつ伺うことができそうです。
そして、いつかまた楽山のカウンターに立つ。
今度はボクが、お客様に「美味しい」を感じてもらい、幸せな時間を過ごしていただく番です。
やっぱり、美味しいを感じるって幸せですね。
復帰に向けて、また一歩前進です。
2026年10月7日 | カテゴリー:ブログ, 若大将の闘病日記 |
おはようございます😃
今朝も曇り空。
この季節にしては、日照時間がかなり少なくなっているようです。
畑の雑草が、しばらく静かにしてくれればいいんですが(笑)。
少しずつですが、味覚障害も良くなってきています。
とはいえ、まだまだ完全には戻っていません。
昨日の晩ご飯に「鶏の水炊き」を作ったのですが、どうもポン酢が美味しく感じない。
もちろん、使ったのはボクが作った楽山の自家製ポン酢です。
美味しく感じなくても食べることはできるので、まだいいんですけどね。
それにしても、味覚というのは本当に不思議なものです。
味覚が以前と違うだけではありません。
逆に、以前より鋭敏になったように感じることもあります。
味覚というより、匂いや香りだったり、今まで気にならなかった味を感じたり。
なかなか文章ではうまく表現できないのですが、「美味しい」と感じにくくなった一方で、「美味しくないもの」も随分とキャッチできるようになりました。
これはこれで、なかなか厄介なんですけどね(笑)。
味覚障害がひどかった頃は、フードコートの食事でもそれほど気にせず食べることができました。
ところが最近は、あまり食べたいと思わなくなってきました。
食事そのものというより、食後の口の中の感じが良くないんです。
唾液腺の障害の影響だと思うのですが、化学調味料的なものを食べると、その後に口がものすごく乾く。
そんな状態で誰かと会話すると、唾液が出なくなって、話しづらいったらありゃしない。
だから今は、水分を欠かさず持ち歩いていないと本当に辛いですね。
いったいいつまで、この状態が続くのか。
そう思うと、ちょっと嫌になります。
でも、自炊をすると、そこまで食事の後に口が渇くことがありません。
やっぱり、体への負担が少ないんでしょうね。
美味しく感じない自分のポン酢なら、後口も楽。
そう考えると、やっぱり何事も「自家製」「手作り」というのは強いですね。
そんなことで、最近は毎日、何を作ろうかということばかり考えています。
できれば食べたいものを食べたい。
そして、できれば美味しく食べたい。
元々、食い意地がはっているので、本当に厄介です(笑)。
今夜は、昨日の水炊きのスープで雑炊。
そして昼ご飯は、久しぶりにナポリタンを作ってみようと思っています。
果たして、美味しく食べられるのか?
どうでしょうかねぇ(笑)。
2026年9月16日 | カテゴリー:ブログ, 若大将の闘病日記 |
おはようございます😃
今朝は曇り空。
また豪雨の予報も出ています。
なかなかスッキリと晴れませんね。
昨日は、術後初めての外来診察に行ってきました。
今回の主な目的は、手術で取り除いたリンパ節の病理検査の結果と、これからの経過観察についてです。
そして、病理検査の結果。
「リンパ節にあった癌細胞は死滅していました」
とのことでした。
まずは、一安心です。
結果だけを見れば、「手術をしなくてもよかった」ということになります。
でも、ここが癌治療の難しいところなんでしょうね。
CT検査では、放射線治療と抗がん剤治療の後もリンパ節に癌が残っているように見えていました。
ただ、その癌細胞が本当に生きているのか、それとも治療によって死滅しているのか。
これは、実際に取り出して病理検査をしてみなければ分からないそうです。
もし癌細胞が生きていれば、そこからさらに増殖したり、別の場所へ転移したりする可能性があります。
だったら、残っている可能性があるものは取り除いてしまった方がいい。
現在の標準治療では、そういう考え方になるのでしょう。
もちろん、そこに異を唱える人もいます。
癌が死滅しているのであれば、メスを入れる必要はなかった。
手術をしなくても、そのまま寛解に向かう可能性もある。
確かに、そういう考え方も理解できます。
抗がん剤治療、放射線治療、手術。
これが現在の癌治療における代表的な標準治療ですが、どの治療にも副作用や身体への負担があります。
しかも、その出方は人それぞれ。
ボク自身、癌を経験して思うのは、
「できることなら、楽に治るのが一番」
ということです。
どんな治療を選んだとしても、良くならなければ「間違った選択だった」と思ってしまうでしょう。
でも、治療を受けているその時には、結果がどうなるのかなんて誰にも分かりません。
ここまで振り返ってみると、ボクの場合、抗がん剤治療の副作用はそれほど強くありませんでした。
一方で、放射線治療の副作用は今でも残っています。
特に治療の終盤はかなり辛かった。
そして、今回の頸部郭清術による手術も、幸いそれほど辛くはありませんでした。
ボクにとって一番辛いのは、
「なかなか快方に向かわないこと」
なのかもしれません。
そう考えると、ボクはラッキーなんだと思います。
昨日、俳優の中村ゆりさんが直腸癌で亡くなったというニュースを見ました。
13年前に寛解した癌が再発し、転移したとのこと。
正直、こういうニュースは人ごとではありません。
ボクだって、いつ再発や転移が起こるか分からない。
これは、癌を経験した人がずっと抱えていく恐怖なんだと思います。
人類は長い間、癌と戦い続けてきました。
それでも、まだまだ癌治療には分からないことがたくさんあります。
何が正解なのか。
それは、誰にも分からないのかもしれません。
ただ、一つ言えるとすれば、
「信頼できるドクターに出会えるかどうか」
これが、とても大切なんじゃないでしょうか。
ボク自身、まだ寛解したわけではありません。
来月にはPET検査を受けます。
その結果を見て、これからの治療や経過観察について判断することになります。
まだまだ予断は許しません。
でも、昨日の病理検査の結果を聞いて、
少しだけ前進しました。
これは確かです。
久しぶりに訪れた病院は、なんだか懐かしい匂いがしました。
そして、以前入院していた病棟にも少し顔を出してきました。
看護師さんたちが、ボクの顔を見るなり喜んで手を振ってくれました。
「また入院したいような、したくないような……」
なんて思ったりして(笑)
もちろん、できればもう入院はしたくありませんけどね。
まだ道の途中。
焦らず、少しずつ。
あと少し、前向きに頑張ります。
2026年9月15日 | カテゴリー:ブログ, 若大将の闘病日記 |
おはようございます
今朝は涼しかったですね。
ちょっと肌寒いぐらいでした。
短パン、半袖の出番も、そろそろ終わりかな。
少しずつ秋が近づいているのを感じます。
放射線治療を終えて3ヶ月。
そして、首の手術から4週間が経ちました。
相変わらず味覚障害は残っています。
今は、それ以上に唾液腺障害のほうが辛いですね。
誰かと話をするときには、飲料水が欠かせません。
水分を摂らないで話していると、だんだん口の中が乾いてきて、話しづらくなってきます。
放射線治療の影響で抜けていた後頭部の髪の毛は、なんとか生えてきました。
顎髭も同じように戻ってきています。
ただ、残念ながら頭頂部の髪の毛は生えてきません(笑)。
相変わらずのハゲです(笑)。
髪の毛が生えてくる頃には、味覚も戻ってくるんじゃないかと思っていたんですが、こちらはまだ少し時間がかかりそうです。
それでも、食べられるものは少しずつ増えてきました。
そして何より大きな変化は、
「寿司屋に行きたい」
と思えるようになったこと。
これは自分にとって、かなり大きな前進です。
手術跡の違和感にも、だいぶ慣れてきました。
少しずつですが、ちゃんと回復しているんですよね。
昨日は雨で、予定していた落語セミナーが休講になりました。
その代わりに、映画を観ることに。
役所広司さん主演の『PERFECT DAYS』です。
ドイツのヴィム・ヴェンダース監督が手掛けた作品で、役所広司さんはこの映画で2023年のカンヌ国際映画祭・男優賞を受賞しています。(Festival de Cannes)
東京で公衆トイレの清掃員として働く平山という男の物語。
毎朝、同じように起きて、仕事に出かける。
仕事を終えれば、好きな音楽を聴き、本を読み、木々を眺める。
派手な出来事が起こるわけではありません。
最初は正直、
「なんか、つまらなそうな映画だな」
と思いました(笑)。
ところが、観ているうちに、少しずつ引き込まれていくんです。
平山は、特別なことがなくても、自分の毎日の中にあるものを大切にしている。
木漏れ日だったり、音楽だったり、本だったり。
何気ない日常の中に、小さな楽しみを見つけているんですね。
そして、そんな平山の過去が、周囲の人との思いがけない出会いによって少しずつ見えてくる。
大きな事件が起きる映画ではないんですが、観終わったあとに、なんとも言えない余韻が残りました。
前日に観た『最後まで行く』がかなりハードな映画だったので(笑)、余計に清々しく感じたのかもしれません。
「何も起こらない一日」も、見方を変えれば、ちゃんと一日なんですよね。
平凡な毎日の中に、幸せや楽しみを見つける。
それはそれで、とても素敵な人生なんだと思います。
「つまらない」と思うのも、結局は自分次第。
闘病中の今のボクも、以前は
「なんだか毎日つまらないな」
と思うことがありました。
でも、映画を観たり、本を読んだり、競馬を楽しんだり、落語を聴いたり。
そして少しずつ食べられるものが増えて、
「寿司屋に行きたい」
と思えるようになった。
そんな小さな変化を楽しめるようになってきました。
そう考えると、今のボクにも、ちゃんと「Perfect Days」があるのかもしれません。
人それぞれに、いろんな「Perfect Days」があるんですよね。
大きな幸せじゃなくてもいい。
朝、涼しい風を感じた。
好きな映画を観た。
美味しいものを少し食べられた。
誰かと笑って話せた。
そんな小さな幸せを積み重ねていくことが、案外、豊かな人生なのかもしれません。
さて、今日は雨も上がりました。
今日も一日の中にある、小さな幸せを見つけながら過ごしたいと思います。
皆さまも、健やかな一日をお過ごしください。
2026年9月10日 | カテゴリー:ブログ, 若大将の闘病日記 |
おはようございます☀️今朝は晴れています。
今日も残暑の厳しい一日になりそうですね。
9月に入りました。
楽山が長期休業に入って、半年になります。
当初は「半年くらいで復帰できるかな」と思っていました。
ところが、人生はなかなか思い通りにはいきませんね。
抗がん剤治療、そして放射線治療。
抗がん剤治療は、それほど辛いとは感じませんでしたが、振り返ってみると、放射線治療は後半が本当に辛かった。
治療が終われば、あとは順調に回復していくものだと思っていました。
ところが、検査で首のリンパ節に癌が残っていることがわかり、頸部郭清術を受けることになりました。
手術はしなくていいと思っていただけに、これは大きな誤算でした。
8月12日に手術を受け、術後の経過は順調です。
……と言いたいところですが、まだ患部には浮腫みが残っています。
ウォーキングをしていても首に響くことがあります。
体力をつけるために動いた方がいいのか、それとも、今は身体を休ませた方がいいのか。
正直、自分自身でもよくわかりません。
今は無理をせず、なるべく身体に負担をかけないことを優先した方がいいのかなと思っています。
味覚障害や唾液腺の障害、痰の絡み、咳。
少しずつ改善しているものの、完全に元の状態に戻るには、まだ時間がかかりそうです。
そして、もうひとつ大きな問題があります。
「これから、どうやって楽山を復帰させようか」
ボク自身、まだ迷っています。
待っていてくれる人もいるでしょう。
もう忘れてしまっている人もいるでしょう。
休業している間に、贔屓のお店を見つけた方もいるかもしれません。
復帰したとして、本当に以前のようにやっていけるのか。
そんな不安が募ることもあります。
首の手術後の症状が、いつまで続くのかもわかりません。
やっぱり、身体にメスを入れるということは、それだけ大きな負担になるんですね。
これは、実際に経験した人間でないとわからないことだと思います。
それでも、ひとつだけ確かなことがあります。
命はあります。
人生は、まだ続きます。
「生きてるだけで丸儲け」
明石家さんまさんのこの言葉を、最近よく頭の中で思い浮かべます。
焦らず、少しずつ。
まずは自分の身体をしっかりと元に戻すこと。
そして、いつの日かまた楽山のカウンターに立てるように。
なんとか、楽山を復帰させたいと思っています。
もうしばらく、お待ちください。
また皆さんに「美味しい」と言っていただける日を目指して、今はしっかり身体を休めます。
よろしくお願いします。
2026年9月2日 | カテゴリー:ブログ, 若大将の闘病日記 |
おはようございます😃今朝は曇り。
暑さも今日は、そこまでではなさそうです。
退院後は自宅で静養していますが、その間、映画やドラマをよく観ています。
ジャンルはいろいろですが、やっぱり邦画が多いですね。
日本語がしっくりきます。笑
昨日は「栄光のバックホーム」を観ました。
阪神タイガースの選手だった横田慎太郎さんが脳腫瘍に侵され、闘病する姿を描いた、実話をもとにした映画です。
話題になった作品ですが、なかなか観る機会がなく、昨日ようやく観ることができました。
癌を経験しているボクにとっては、かなり胸に刺さる内容でした。
随所で涙しながら観ていました。
考えてみると、癌患者が登場する映画って本当に多いんですよね。
たまたま観た映画がそうだったり、癌との闘病そのものをテーマにした作品だったり。
以前なら、ひとつの物語として観ていたのかもしれません。
でも今は、どうしても自分と重ねてしまいます。
そして、あらためて思ったことがあります。
ボクは恵まれている。
もちろん、治療は苦しかったし、味覚障害もあります。
顔の浮腫みもあります。
それでも、今は自分で身の回りのことができる。
横田さんのような状況だったら、ボクはいったいどうなっていたんだろう。
独身のボクには、献身的に看病してくれる人はいません。
年老いた母に、劇中のお母さんのようなことをしてもらうのは難しいでしょう。
弟夫婦だって、娘2人だって、ずっと頼るわけにはいきません。
だからこそ、自分でいろいろなことができる今の状況は、苦しい中でも本当にありがたいことなんだと思います。
「癌」とひとことで言っても、病状は人それぞれです。
比較するものではない、と言っていただいたこともあります。
それでも、癌を経験している当事者としては、どうしてもそう思ってしまいます。
もっと厳しい治療を受けている人もいる。
常に生死と向き合っている人もいる。
そう考えると、今のボクは本当に恵まれているんですよね。
「神様は、乗り越えられる試練しか与えない」
そんな言葉があります。
きっと、そうなんでしょう。
だから今は、苦しいことばかりに目を向けるのではなく、今あるものに感謝したい。
生きていること。
自分で食べられること。
映画を観て、笑ったり泣いたりできること。
当たり前だと思っていたことが、実はとてもありがたいことなのかもしれません。
その気持ちを胸に、今日も一日過ごしたいと思います。
2026年8月27日 | カテゴリー:ブログ, 若大将の闘病日記 |
味覚のリハビリ、今度はウニで
おはようございます☀️
繰り返しますが、本当に暑いですね🥵
明日からは少し落ち着きそうですが、どうなんでしょう。
秋が待ち遠しいです。
昨日のブログでは、鮎が美味しかったという話を書きました。
味覚が少しずつ戻ってくると、今度はいろんなものを食べてみたくなります。
LINEで繋がっている魚屋さんからは、休業中の今でも毎日のように魚の情報が流れてきます。
定期的に発注しないと削除されるそうなのですが、ボクが病気で休業していることを伝えてあるので、今のところは大丈夫みたいです。
そんな魚屋さんから、ウニのお知らせが届きました。
夏場はウニが美味しい季節。
箱ウニや塩水ウニなど、いろんな種類があります。
その中で、ボクが以前から「塩水ウニならこれが一番美味い」と思っているブランドがあります。
「門脇さんのウニ」です。
こちらの市場では、なかなか出回らないウニです。
もちろん無添加。
自社で採取して、自社で加工しているという逸品です。
そこで、ふと思いました。
今のボクは、このウニを美味しく食べられるんだろうか?
少し前にも、例の寿司屋さんでウニの握りを食べました。
その時はまだ味覚が十分に戻っておらず、ウニ本来の甘みや旨みを感じることができませんでした。
では、門脇さんのウニならどうなのか。
食べてみました。
確かに、美味しい。
母親も「美味しい」と喜んでいました。
でも、ボク自身は以前のようには感じません。
ウニの甘みや旨み、そしてその奥にある繊細な味わい。
以前なら感じ取れていたものが、まだ十分にはキャッチできないようです。
不味いわけではありません。
むしろ美味しい。
ただ、「もっと美味しかったはず」という感覚が残ります。
でも、悲観することはありません。
味覚障害になってから、少しずつですが確実に変化を感じています。
鮎が美味しいと感じられた。
そして今回は、ウニの美味しさも感じることができた。
今はまだ繊細な味まで感じ取れなくても、これから少しずつ、今より味覚が戻ってくるはずです。
こうして、いろんな食材を食べながら、自分なりの「味覚リハビリ」を続けていこうと思います。
そして、いつかまた以前のように、食材の細かな味わいまで感じ取れるようになりたい。
それは、楽山復帰に向けての大切な一歩でもあります。
しかし……。
味見で送料込み9,000円って、なかなか高くつきますよね😂
フードコートで食べていたら、何回食べられるんだろう。
無収入の身には、なかなか辛い出費です笑
でも、これも楽山復帰のため。
もう少し、もう少し。
焦らず、楽しみながら味覚のリハビリを続けていきます。
頑張ります♪
2026年8月26日 | カテゴリー:ブログ, 若大将の闘病日記 |
おはようございます☀️
お盆も過ぎて、もうすぐ9月だというのに、昨日はめちゃくちゃ暑かったですね。
明日までは高温が続くそうです。
自宅静養も、なかなかしんどいものです。
これなら、まだ入院していたほうがよかったかも(笑)。
昨日の朝、ふらっと市場へ行ってきました。
本当のお目当ては秋刀魚。
ところが、仲買さんおすすめの秋刀魚は入荷なし。
今年はなかなか厳しそうですね。
その代わり、目に入ったのが白川の天然鮎でした。
岐阜で修業したボクにとって、鮎はとても馴染みのある魚です。
今年は食べられないかなと思っていたのですが、お値打ちだったので購入してきました。
大きさがバラバラだったので、小さな鮎は「赤煮」に。
大きな鮎は塩焼きにしました。
いやー、美味しかったです。
ここ最近食べたものの中で、心底「美味しい」と感じたのは、初めてじゃないでしょうか。
鮎の香り。
絶妙な塩加減。
口に入れた瞬間、思わず顔がほころびました。
赤煮の味付けも少し不安でしたが、母親から「いい味付け」とお墨付きをもらいました。
今のボクの味覚では、少し甘めの味付けのほうが美味しく感じます。
その感覚を考えながら味付けしたのですが、うまくハマったようです。
鮎が大好物だった父の仏壇にも、お供えしてあげました。
以前、味覚障害がひどかった頃は、塩気がとてもきつく感じていました。
だからこそ今回、塩焼きの鮎を「美味しい」と感じられたことは、本当に大きな収穫です。
ただ美味しかったというだけではありません。
失われていた感覚が、少しずつ戻ってきている。
そのことを、鮎が教えてくれたような気がしました。
やっぱり、一歩一歩ですが前進しているんだと思います。
まだまだ、味覚は7割くらいでしょうか。
それでも、また少し光が見えてきました。
「ああ、まだ戻れるかもしれない」
そう思えたことが、何より嬉しかったです。
あとは、放射線治療後の唾液腺の障害がもう少し和らげば、また違ってくるのかもしれません。
味覚障害には亜鉛がいい、とよく言われます。
もちろん亜鉛不足が原因の場合もあるのでしょうが、ボクの場合は放射線治療後に出ている味覚障害です。
唾液腺のマッサージなども教えてもらいましたが、今のところ大きな効果は感じていません。
結局のところ、焦らずに時間をかけて回復を待つしかないのかな、と思うようになりました。
でも、ただ待つだけではなく、できることを続けながら、少しずつ回復を目指していきたいと思います。
以前、癌を経験されたお客様から、こんな話を聞きました。
「大事なのは、絶対に治すんだという強い意志だよ」
その時は、その言葉の意味を完全には理解できていなかったのかもしれません。
でも今は、少しずつ分かってきた気がします。
治療も、味覚の回復も、楽山への復帰も、すぐに叶うものではありません。
それでも、「必ず戻るんだ」という気持ちを持ち続けることが、今のボクには大切なんだと思います。
まだまだ楽山の復帰までは時間がかかります。
それでも諦めません。
味覚が戻っていくことも、今のボクにとって大切なリハビリのひとつです。
そして今日、鮎を美味しく感じられたことは、回復へ向かうための小さな一歩になりました。
今日も一歩ずつ。
焦らず、でも諦めずに。
前へ進んでいきたいと思います。
2026年8月25日 | カテゴリー:ブログ, 若大将の闘病日記 |
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