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仕事とは

今日も、ご予約いただいていますが、市場も休み、畑もそろそろ、夏野菜の収穫も終わりなので、ゆっくりした朝でした。

寿司ネタの仕込みっていうのは、ほんと、奥が深く、考えても考えても正解はないと思うんです。

先日、YouTubeなんかで新しいやり方を試していると書きましたが、新しいやり方が全て美味しいわけではないんです。

今までの、楽山のやり方のがやっぱり美味しかったりします。

でも、なんでも試す価値はありますよね。

今、新子の季節。

手間はかかるし、あまりやりたくないのですが、寿司屋がこの季節、新子がないと恥ずかしいと思ってるんです。

思ってるのは、ボクだけかもしれないけど笑笑

そんな、想いの新子をお出しして、キョトンとされるお客様もみえます。

知らないんですよね、新子を。

そんな時は、めちゃんこがっかりするんですけど笑笑

そんな時は新子って言うネタの説明をすることにしています。

寿司の文化を啓蒙するのも我々の仕事。

先日たちが編み出して繋いできた技術や知恵を後世に残すのも、大事なことだと思っています。

古くからある仕事には必ず意味がある。だから新しいやり方がしっくりこないこともあるんですね。

例えば、歩荷さんの卵で焼く玉子焼き。

平飼いの鶏の卵なので季節によって若干の大きさの違いがあります。

出汁の量を変えたりして、いつもと同じように仕上がるように考える。

これも仕事なんですね。

銀座や錦にあるわけじゃない、こんな田舎の寿司屋でもやることはやらなきゃいけないんだって思っています。

昨日、東濃からお客様が来てくださいました。

普段は銀座や大阪の北新地の寿司屋に行かれるそうで、ちょっと緊張しましたが、美味しいお寿司だったとお褒めの言葉を頂戴しました。

まぁ、お世辞かもしれないけどね笑笑

ボクはいつも自分の仕事に不安です。

ベストを尽くして仕事はしていますが、美味しいかどうかを判断するのは食べた人。作り手じゃないんですよね。

自ら、俺の料理は美味いって言う料理人ってどうなだろうっていつも思います。

さ、今日も頑張って仕事して、お客様に「美味しい」と喜んでいただけるといいなぁ。

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こだわり寿司と日本料理

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