今後の飲食店
本日は定休日です。
明日もお休みで連休とさせていただきます。よろしくお願いします。
今日は中小企業診断士の方と面談でした。
1時間ぐらい毎回テーマを決めてお話しするのですが、今日は興味深いお話しだったのでここに書きたいと思います。
コロナ騒動もずいぶん治った感もありますが、まだまだ飲食店は苦戦傾向です。最近、街で車を走らせていると、あったはずの飲食店がなくなってたり、今月いっぱいで閉店します、なんて張り紙をみたりします。
いろいろ事情はあるでしょうが、順風満帆に商いがいってないお店も多い気がします。
市場に行ってもかつての賑わいはないし、この店、めちゃくちゃ仕入れてくなぁ、ってとこも見かけない。
楽山もですが仕入れのルート、方法が多種多様になったのも要因にあるとは思いますが。
今日の話ではコロナ前飲食店の売上高は5兆円の市場だったそうですが、現在は3兆円ほど。ある試算ではこの先も4兆円ぐらいの復帰しか見込めないとのことだそうです。
約8割ですね。
どうしてかというと、お客様の飲食店の使い方が変わってきたからそうです。コロナで外食が制限され、度重なる物価高などで外食の在り方が変わってきている。
要は普段使いの飲食は控えて、ハレの日の食事にシフトしているそうなんです。
だから、ラーメン店など大衆層の飲食店の廃業が増えているそうなんです。
楽山に当てはめるとなんとなく合点がいきます。
平日と、土日、祝日の売上の差が顕著。でも客単価は上がってるんですよね。
平日にハレの日の食事をする人はあまりいません。大半の方は休日に合わせて会食します。
もちろん普段使いに来店してくださるお客様もありますよ。
でも、以前と比べたら少なくなったのは明らかです。
先週がいい例。
月火木金の4日間の合計の売上の1.6倍の売上が土曜日1日であるという極端な状態。
正直、均せば大したこと無いんですよね。
逆に、忙しくなければならない時に暇だと痛恨の極み。
野球と一緒ですよ。
チャンスで点が取れないと勝てない。
だから予約がない週末なんて戦々恐々となるんです。
診断士の方に
「楽山さんはまだいい方ですよ」
なんて言われたけど、こちらはそうも思わない。
他所の経営なんて見えないからね。
昨日、ボッケーノのオーナーさんとも話してましたが、静かな時ほど、当たり前のことを当たり前にする事が大事なんじゃないかなって話をしてました。
凡事徹底。
できることをきっちりする。
でも、できるかもしれないこともやってみる。
そうじゃないとこれからの飲食店は続けていけないのかもしれませんね。

この看板をボクの命がある限り、1日でも長く掲げていけるようにこれからも頑張っていきたいと思います。